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ディズニー 洋画

ターザン:REBORN

投稿日:

20160723010019

映画概要まとめ

公開年:2016年

監督: デヴィッド・イェーツ

『ターザン:REBORN』(ターザン リボーン、原題: The Legend of Tarzan)は、
2016年に公開されたアメリカ合衆国の2D・3D映画。
本作はジャングルで動物たちに育てられたターザンが人間の女性と結婚した後の話が描かれる。

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あらすじ

生後間もなく国の反乱が原因で、コンゴのジャングルで動物たちに育てられた
英国貴族ターザン(アレキサンダー・スカルスガルド)は、
美しい妻ジェーン(マーゴット・ロビー)とロンドンで生活していた。

ある日、政府の命令で故郷へ戻るがそれは巧妙なわなで、
ジャングルを侵略された上に、妻がさらわれてしまう。
愛する妻と故郷を取り戻すべく、ターザンは内なる野性を呼び覚まして戦うことを決意する。

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皆さんの感想 ※下記ネタバレ注意!

ターザン発祥の軌跡

同時期に公開されている『ジャングルブック』に埋もれがちな今作ですが、明らかにPRするポイントを間違えていると思います。

『「ハリーポッター」の監督が!』ではなく、「007のあのクリストフ・ヴァルツが!!」「名優サミュエル・L・ジャクソンが!!!」とPRするべきでした。

とにかく、脇を固める俳優陣が素晴らしかったです。

やはり、悪役がちゃんと恐いと、物語が締まりますね♪

そして、日本人として是非とも注目したいのが、[Alexandros]の新曲が主題歌として起用されていることです。

日本語吹替版で日本人アーティストの楽曲が起用されるのはよくあることですが、今作はなんと、字幕版含めて日本国内全ての上映バージョンで起用されています!

かなりカッコいい曲で、最初は日本人バンドとは気付きませんでした♪。

-yahoomovie-

これぞ冒険活劇!斬新な時間軸設定も良い!

いつも行くいくつかの映画館のどこでもまったく予告編をやってなかったせいもあり、公開直前まで公開を知らなかった作品。

だから、内容、特にストーリー展開についてはほとんど予備知識なしで鑑賞。
そのため、アドベンチャー映画だから面白いだろうとは思いつつ、B級映画的な展開も考えに入れて、実はそれほど期待しないで観にいった次第。
ここに貼ってある画像のターザンが見覚えのない役者さんだったこともあって、特に俳優陣には全然期待してなかった。

ところがところが、そんな考えはとんでもなかったよ!
設定から、ストーリー展開から、配役から、映像から、どれをとっても見事で、最初から最後まで実に楽しめる映画だった。

特に、すでにターザンが人間社会で地位を得て普通に生活しているという今までにないところから始まる設定は、これっぽっちもそんなこと考えてなかっただけに良かったね。
てっきり、赤ん坊の時にジャングルで動物(ゴリラだった)に拾われるところから始まるのかと思ってたからね。

その後の、そのゴリラとの生活シーンや、ジェーンとの出会いのシーンは回想シーン的に出てくるんだけど、メインの時間軸の流れを阻害しない挟み方で、実にわかりやすくて、ここも良かった。

話の展開も、期待してなかったことは関係なく、ターザン映画らしい全体的に完全懲悪のヒーローもの的な内容だったのが実に良かった。
最後の決着の付け方も、まさにターザン映画らしい感じで良かったよ。

戦闘シーンも迫力があって良かったね~。
特に、最後の「仲間を呼んで来る」といって連れてきた仲間達が大活躍するシーンがね。ああくるとは予想してなかったんで、実に面白かった。
そして、ターザンの代名詞とも言える垂れ下がったツルをつかって振り子状態で移動していくシーン。
ここ、スピード感がスゴくあって実に良かったよ。しかも、今までのような縦への移動だけじゃなくて、旋回的に横に移動していくシーンがあって、これが一番スピード感があったね。

迫力とスピード感は、CGの動物たちの動きが良かったのがスゴく効いてたと思うね。
ゴリラは、顔なんかがちょっと作り物っぽい感じがあったけど、ダチョウなんか完全に本物だったよ。
もう完全に実物の出る幕なんてなくなってるから、近いうちに「昔は、「ハタリ!」とか「野生のエルザ」っていう実際の動物を使って撮った映画もあったらしいよ」なんて言われる日が来ると思う。

・・・でも、「ハタリ!」と見比べてみれば、やっぱり実写の迫力には敵わないのがわかるんだけどね。

役者さんは、序盤で、クリストフ・ヴァルツとサミュエル・L・ジャクソンが出てきて、まずビックリ。そんな有名どころが出てると思わなかったからね。
そしたら、とある種族の長役でジャイモン・フンスー登場。ここも、ちょっと驚いた。
そして、地味にジム・ブロードベントとかも出てたよ。

しかし、サミュエル・L・ジャクソンって、ここ数年「黒人が虐げられていた時代に偉そうな態度の黒人」って役がやたら多いのはなぜ?www
「ジャンゴ 繋がれざる者」、「ヘイトフル・エイト」、そしてこの「ターザン:REBORN」だもんねえ。
まあ、似合ってていいけどw
しかし、今回は頑張ったねえ。1948年生まれと、もう60歳代後半なのに、かなり走ってたもんねえ。もしかしたら、シルベスター・スタローンよりも元気なんじゃね?
スゴイよねえ。

次に、クリストフ・ヴァルツ。
いやー、この人、いやらしい性格の悪役ってのやらせたら天下一品!イヤミったらしいしゃべり方とか抜群!w
いい役者さんだよね~。

そして、ジャイモン・フンスー。
この人も色んな役やるよねえ。
「ブラッド・ダイヤモンド」や「アミスタッド」のように虐げられた黒人の役から、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の宇宙人、そして今回のアフリカ部族の長。
同じ黒人でも、サミュエル・L・ジャクソンと違って見た目がワイルドだから、今回の部族の長なんてよく似合うよね。

ヒロイン、ジェーン役のマーゴット・ロビーも、美人なのに芯が強くて信念のある女性って感じでピッタリだったよ。

あと、何気に音楽もロック調の曲が多くてすごく良かったな~。

唯一残念だったのはターザンの雄叫び。

なんか、低音でドスが利いてたんだけど、ザ・ビードルズもお気に入りの俳優に上げてる「類人猿ターザン」のジョニー・ワイズミュラーの張りのある高音が耳に焼き付いてるんで、違和感バリバリだったな~。

いや~、ホント最初から最後までスピード感のある展開で、すごーく堪能させてもらったよ!。

-yahoomovie-

映画おすすめ太郎のまとめ

迫力とスピード感で言うと今年一番かもしれません。

最後のシーンも想定外だったりと、中々楽しめました。
今までも作品にされていたターザンをこんな描き方をできるとは。
流石の一言です。

おまけ※一覧

キャスト(映画)

ジョン・クレイトン / ターザン  アレクサンダー・スカルスガルド 桐谷健太
ジェーン・クレイトン(英語版)  マーゴット・ロビー 井上麻里奈
ジョージ・ワシントン・ウィリアムズ(英語版)  サミュエル・L・ジャクソン 手塚秀彰
レオン・ロム(英語版)  クリストフ・ヴァルツ 山路和弘
首長ムボンガ  ジャイモン・フンスー 竹田雅則
英国首相  ジム・ブロードベント 田原アルノ
ターザン(18歳) ローリー・J・セイパー
ターザン(5歳) クリスチャン・スティーヴンズ
カーコバー少佐  キャスパー・クランプ 飯島肇
ターザンの父  ハドリー・フレイザー 宮内敦士
ターザンの母  ジェネヴィーヴ・オライリー
Mr.フラム  サイモン・ラッセル・ビール 長克巳
ムヴィロ ユール・マシテン 牛山茂
ワシンブ シドニー・ラリースェール 山崎健太郎
クエテ オシ・イカイル 横山太一
ムール大尉  ベン・チャップリン 志村知幸
日本語吹き替え版ナレーター  ゴブリン

今まで見たことが無い方も、

見たことがある方も
今一度楽しんでみてはいかがでしょうか。

いやぁ、映画って本当にいいもんですね~!

-ディズニー, 洋画

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