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アニメ ガンダム 邦画

機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY

投稿日:

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映画概要まとめ

公開年:2016年

監督:松尾衡

『機動戦士ガンダム』シリーズの一年戦争末期を舞台にした有料配信アニメ全4話に、
新たなカットを加えたディレクターズカット版。
地球連邦軍とジオン公国軍の戦いを背景に、ムーア同胞団のイオ・フレミングと
リビング・デッド師団のダリル・ローレンツが、サンダーボルト宙域をめぐって対峙(たいじ)
するさまを映し出す。

監督は、『機動戦士ガンダム』シリーズに携ってきた松尾衡。
音楽を、菊地成孔が担当。中村悠一や木村良平らがボイスキャストとして参加している。。

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あらすじ

宇宙世紀0079、一年戦争の末期、地球連邦軍とジオン公国軍の戦いで、
ジオン軍の攻撃を受けたサイド4のムーアが壊滅した。
生き残ったムーアの市民で構成された地球連邦軍所属のムーア同胞団が、
故郷サンダーボルト宙域の奪還を決意する一方で、
ジオン軍はそれに対抗してリビング・デッド師団を展開する。
ムーア同胞団のエースパイロットのイオ・フレミングと、
リビング・デッド師団のエーススナイパーであるダリル・ローレンツは宿命の戦いに挑む。

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皆さんの感想 ※下記ネタバレ注意!

6月26日新宿ピカデリー舞台挨拶に参加!!

やっぱり「宇宙世紀でしょ」と宇宙世紀房としては当然観に行く。劇場で観たくて原作は読んでいるが動画配信は我慢ガマンにて参加した、さて鑑賞・・・いや~凄いね。凄いよ!!いや傑作だよ!!!約60分強かな、身じろぎ一つつかず見入っていた・・・そうだよ!これだよ!こういったのが観たかったんだよ。スパーロボットのガンダムや美男美女がラブする○ソ世紀は要らないんだよ・・・戦争だよ、宇宙戦争!死ぬんだよ!手足が飛ぶんだよ!残酷なんだよ!意味不明にどしどし死にまくるんだよ・・こういったハードな作品を観て観たかった・・・こういった大人の男女が出てくる作品が観たかった・・・こういったミリタリー色溢れるもモビルスーツが観たかった・・・リアルで理不尽な戦争をきっちりと描きエンターテイメントとしての面白さも追求した傑作でした。
(本日2回目を観に行ってきました)

舞台挨拶は中村悠一氏、木村良平氏、太田垣康男先生、松尾衡監督が登壇。プレスコ収録と劇場でのラストが動画配信と異なることなどを話していた。続編に関しては含みを持たしていたが当然やるだろうし、やるなら早くやって欲しいとも思った。

ともあれ、近年のガンダムシリーズでは頭一つ抜きん出た面白さだったので☆は文句無しの5つです!!・・あと何回観るかな・・・。

-yahoomovie-

ジャズの狂喜と戦争の狂気を纏うガンダム

大人向けの物語、劇中音楽を著名な菊池氏が手掛けるジャズが彩りを添える新しい一年戦争の物語。そんな触れ込みがされているし、私自身もそんな謳い文句に感化されて劇場へと足を運びました。

しかし、鑑賞後の印象は事前の触れ込みとは別の部分が刺激されたことをここに記します。

何よりもまず他の一年戦争モノに比べて強烈だったのは、”戦争”の描写。
オープニングの狙撃戦/スナイパー狩りの後、ジオン側はイオに額を撃たれたフーバーが死体袋に入れられているシーン、連邦側は撃墜されたジムのコクピットから負傷または遺体となったパイロットを搬送するシーンが印象的。
仲間の死を悼みながらも、やがて来る次の戦闘への準備が淡々と進む。

生身の兵士も兵器同様消耗品であるという描写も、なかなか過去の作品にはないくらいに生々しく描かれています。
連邦側は補充要員として、学徒兵同様の子どもが充てがわれ主人公イオの盾となり、ジオン側は実験機体の実戦投入に最後の望みをとばかりにその”最後のパーツ”に仕立てるべくダリルの右腕を切り落とす。

ガンダムの花形ともいえる戦闘シーンでは迫力とMSの魅力を引き出しながらも、ちゃんと兵士と兵士の「殺し合い」を描いているなと感じました。
最初はイオの人格に違和感を覚えつつも、サイコ・ザクを操るうちに高揚感を表すダリルの姿をみて、戦争はやはり人間を壊すのだなと納得。

最後に感化されたポイントは、対を成す主人公の描かれ方。
サイド4の首長の息子であるイオは連邦軍の象徴たるガンダムを与えられ、政治的背景からなのか故郷の奪還戦において戦死することを味方から望まれており、パイロットとしての腕前や彼が挙げた戦果に見合うような英雄視はされていない。
片やダリルはエーススナイパーということに加え、最終決戦を前にその腕を切り落としたことで仲間から英雄的扱いをされている。

イオはジャズを愛し、出撃前にスティックを叩きコクピットで手足を震わせリズムを刻んでは、デブリが無数に漂う宙域をMSで駆けることに喜びを見出している。
ダリルも音楽を愛するがイオのようにリズムを刻む足はなく、やがて腕もなくなりその喪失感と戦争を生きる絶望的な境遇に押しつぶされそうになる。
連邦とジオン双方のヒロインが最初から戦争の”陰”を担っているのも、相まみえる両主人公を対に映すファクターのように作用しています。

鑑賞前に惹かれた「大人の…」という部分と、音楽のジャズについても。

“大人のガンダム”はまさにそうなのかなと思いつつも、過去作品の「0083」も内容は大人向けだったような気がしていたり。ジャズや戦争描写などトータルで見れば、本作が「より大人な」作品であることは間違いないかと。

音楽については全編ジャズ一色というわけではなく、ジオン軍側の主人公ダリルのパートではボーカル入りの曲が彼の心象とともに劇中歌のような演出を織り交ぜつつ挿入されています。
とはいえ、菊池氏監修のジャズも物語が進むにつれ、苛烈を極める戦闘と戦争末期の悲壮感とシンクロするかのように”狂喜”を伴い激しくなります。個人的にはエンディングでの曲が本作のジャズにおいてはハイライトかな、と。

ガンダムUCでは澤野氏の音楽が宇宙世紀100年の叙事詩のように作品の骨格を成していたかなと個人的には評しているのですが、本作はまだまだ実験的な印象がします。前者が”奏でる”音楽に対し、本作の後者は”鳴っている”感じ。
戦場の阿鼻叫喚とビームや被弾の効果音が生々しくリアルな分、ややもすると邪魔に聞こえてしまう時もあったり。

いろいろと書き綴ってはみたものの、総評では個人的に楽しめた作品でした。
原作は未完なうえ、続編を示唆する最後のシーンもあったり。
やはり、ガンダムはこれからも続くのだなと思います。。

-yahoomovie-

映画おすすめ太郎のまとめ

大人のガンダムという印象をすごい受けます。

まず一番に音楽JAZZがいい。
こんなにも音楽は作品に影響をあたえるのかと言うほどに。

戦闘もかっこいい。
綺麗事ではなく戦争だというのを見ていて感じます。
戦争の狂気っていうんですかね。

見ていて大人は必ず感じるものがある作品ではないでしょうか。

 

おまけ※一覧

キャスト(映画)

 

キャスト(声の出演)
中村悠一 イオ・フレミング
木村良平 ダリル・ローレンツ
行成とあ クローディア・ペール
大原さやか カーラ・ミッチャム
平川大輔 コーネリアス・カカ


今まで見たことが無い方も、

見たことがある方も
今一度楽しんでみてはいかがでしょうか。

いやぁ、映画って本当にいいもんですね~!

-アニメ, ガンダム, 邦画

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