高畑勲作品第4作目!思いでポロポロです。
公開年:1991年 監督:高畑勲
公開日 上映時間 |
1991年(平成2年) | 4月16日 | 日本 | 118分 |
サイズ | カラー | ワイド | ||
上映スクリーン数 | – | |||
制作期間 | – | – | ||
作画枚数 | – | |||
使用色数 | – | |||
キャッチコピー | 「私はワタシと旅に出る」(糸井重里) |
「私はワタシと旅に出る(糸井重里)」
岡本蛍作、刀根夕子画による同名コミックをもとにした劇場用長編アニメーション。
自分の少女時代を振り返りながら、精神的に自立してゆく平凡なOLの姿を描く。
原作にある60年代のノスタルジックな風景と、高畑勲監督オリジナルによる有機農業を語る
現代のエピソードが交差。レトロ気分に浸れる、回想シーンが印象的。宮崎駿製作。
声の出演に今井美樹、柳葉敏郎。東京でひとり暮らしをしている27歳のOL・タエ子。
農業に興味を持っている彼女は、休暇を利用し、義兄で農家を営む山形へと向かう。
寝台列車で揺れる中、彼女の前にはいつしか小学5年生の自分が現れはじめるが・・・。。
【下記ネタバレ※視聴者の感想です】
ジブリで一番好きな作品!!
小5のタエ子やその友達(特に生理の時に出てきた、おっとりした女の子)に、
とても共感しました。それと、本家の3人が最初に登場した時の描写がとても不思議でした。
なぜか、懐かしい感じがしました。。-yahoomovie-
低評価なのが意味わからない
- 総合評価
低評価なのが意味わからない。
食い違いが最近多い。小中高大と見続けてき、とうとう社会人での再鑑賞。
見直すたびに発見があるのが醍醐味。
そろそろなくなりそうやけど(笑)まず、冒頭タエ子が働いているオフィス。
いったい何階やねん、と突っ込みたくなるほど画面が下から上へスクロールする高層ビルの中。
そして、有休を10日連続で取得するタエ子さん。「田舎に行くんです♪」
去年就活し、働きはじめた自分からすれば優良企業すぎてワロタ状態。次に、タエ子のシワ、としおさんの年齢。
来年としおさんと同い年なのが信じられない。回想で出てくる子どもたちとは明らか肌の色もハリも違う。
やべえな結婚考えとかなきゃ、と少し焦る。今回の鑑賞では、タエ子さんのこじらせぶりが半端なく目についた。めんどくさい女。
小中の鑑賞では何も思わなかったのに。
年を重ねるにつれ、タエ子がダルくうつる。ただ昭和世代に限らず、誰しも似たような経験は子どものころにあったと思う。
学級会とか初恋とか。
そういう共通点も思い出せる映画。
別に「ひょっこりひょうたん島」など見ていなくても。タエ子は無邪気な女。幼くも見える。
けれど、27歳の女ってわりとそうなんじゃないだろうかとも思う。
実際結婚して子育てしている人からすれば、なにこの人呑気なこと言って、とか、いつまで昔のことひきずってんの、とか自分なんかよりタエ子をずっと痛い女として扱いそう。
悪口陰口こき下ろし。タエ子の回想は、あくまで現状にリンクしたもの。回想自体は物語に絡んでこず、要は『小学校5年生の頃からあまり変わっていない』ということ。根本的な性質が。
もともとわがままの末っ子だったタエ子は27歳になっても、行き当たりばったり。
田舎絶賛もそこからきている。
ラスト、結婚がタエ子の終着点に見えるが、としおという自分を受け入れてくれる存在に出会えたことこそがタエ子の最大の落ち着き。
あんなダルい話をちゃんと聞き、締めるときは締め、受け流すときは受け流す(あべくんの流れ)としおは優しく包容的。小学生のタエ子たちは、大人のタエ子を見送る。レビューでは、『淋しそう』とあるが、そんなひとくくりの言葉で語れないと思う。
どちらかというと、(あっ行っちゃった)みたいな、なにも考えていない無表情。子どもって急に表情なくなることがあるから。もしくは、大人の顔。
過去を引きずらなくなったという見解には同意。自分は、あと3年でタエ子と同じ年齢になる。
転校ばかりで、昔の友達の成長過程しらないからか(中学以降はともかく)、タエ子のように回想入っちゃうことがごくまれにある。
現実生きなきゃなーとは思うが。
とりあえず貯金。
貯金だけじゃ前と変わらないので、貯金しつつ自分を磨いていきたい。。-yahoomovie-
【ライターの感想】
大人になればこの作品の面白さがわかってきた
少年時代に映画を見たときはあまり良くわかりませんでした。
おとなになってOnly Yesterdayという英題を見たりすると、
まあなかなかわかってきます。個人的に1982年のパートは、はっきりとした色調で描かれており、現実にありそうな風景になっている。この世界観がたまんない。
あー昔だなって感じました!
-映画おすすめ太郎-
今まで見たことが無い方も、
見たことがある方も
今一度楽しんでみてはいかがでしょうか。
いやぁ、映画って本当にいいもんですね~!