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ちはやふる -下の句-

投稿日:

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映画概要まとめ

公開年:2016年

監督:小泉徳宏

競技かるたを題材にした末次由紀の人気コミックを、『海街diary』などの広瀬すず主演で実写映画化した『ちはやふる』2部作の後編。競技かるたに情熱を注ぎ全国大会を目指す高校生たちの物語を、前作同様『タイヨウのうた』などの小泉徳宏監督が描く。ヒロインの幼なじみを野村周平と真剣佑が演じるほか、上白石萌音、矢本悠馬、森永悠希、清水尋也らが共演。クイーンとしてヒロインの前に立ちはだかるライバルに松岡茉優がふんし、広瀬と真っ向勝負を繰り広げる。。

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あらすじ

高校で再会した幼なじみの太一(野村周平)と一緒に競技かるた部を作った千早(広瀬すず)は、創部1年にして東京都大会優勝を果たす。自分をかるたに導いてくれた新(真剣佑)に優勝報告をした際、新の衝撃的な告白に動揺する千早だったが、全国大会のために仲間たちと練習に打ちこむ。そんな折、千早は同い年で日本一となった若宮詩暢(松岡茉優)のことを知り……。。

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皆さんの感想 ※下記ネタバレ注意!

原作ファンも満足、満足

マンガ原作の映画化で、おそらく最高に成功した作品でしょう。

なぜ原作のマンガと違和感がなかったのか?

今回「下の句」では、
「チームワーク」「かるたへの思い」がメインテーマ。

原作マンガではどちらかというと主要登場人物のキャラが立っていて、
その摩擦、ひずみ、すれ違いでストーリーが展開していくが、
映画では「チームワークと個人の思い」という確たるテーマにそってストーリーが展開する。

映画のキャラはマンガより、一歩引いている感じがするのだ。
下手にマンガのキャラをそのまま実写化しました、というところがないのが、原作マンガファンからも支持されている理由だろう。
そして、映画でのテーマが一貫していて非常に判りやすい。
一本の線に引っ張られるように、最初から最後まで観られるのだ。

更に、キャラ自体は少し薄めているが、画面の構図がかなりマンガ的。
映画を観ていても、あ、マンガのこの場面だな、って判る個所もあり、原作ファンも安心して観られる。

逆に対戦シーンの動的な場面では、音とスローモーションのシンクロが美しく、心地よく。
やっぱり、こうした場面は映画だねぇ、って思ってしまう。

原作のマンガテイストを大切にしながら、本当に「映画的」な作品なのである。

今回「下の句」には、かるたクイーンとして君臨する若宮詩暢役で松岡茉優が出演している。
マンガのイメージからは、ちょっと可愛いすぎるのではと思ったし、確かにキャラは少し弱かったが、やはりほどよい「弱さ」。
しかし、千早役・広瀬すずとの対戦シーンの目は、かなりの迫力。
広瀬すずの目力に一歩も引けを取らず。
更に、クイーンであることの貫録を見せつける演技は、ちょっとした大物女優の風格があり。
「桐島、部活やめるってよ」から少し注目していましたが、これから、どういう役をやるのか、本当に楽しみです。

「上の句」「下の句」を今度の年末、正月にセットでレンタルし、家族で2本続けて観賞する、
っていうのが、おススメの鑑賞法かもしれませんね^^。

-yahoomovie-

競技かるたに賭けた青春

上の句 下の句を通して言えることは

こんなに夢中になることがあるって素晴らしい
今回はかるたでしたが、千早ちゃんのように

ほんとに情熱を燃やせるものを私も見つけたいと思います。

原田先生も言っておられましたが
自分ひとりでカルタしているんじゃあない。

個人戦こそ団体戦の言葉にジーンときました。
固くなっている友達の肩にそっと手を触れたり
なにげないそんな原動がその場の雰囲気を変えます。

そしてそんな友達を思う気持ちが素敵でした。
友達の力ってすごいなあと。
下の句も原作を忠実に描かれていたと思います。

最後のクィーン戦だけは原作アニメにもなかったシーンかと

高校選手権で 千早は松宮詩暢に、またカルタしようね。
クィーン戦で!と言って声をかわします。

クライマックスではクイーン戦も描かれていました。
いつの日か、千早ちゃんにも勝ってクィーンになってもらいたいです。

カルタの動きが特殊な撮影カメラによってスローモーションで捉えられます。
糸のようにつながられ札が飛んでいきます。

カルタ競技って1ミクロンの世界ですが、こうしてスローで描かれると個々の手の動きとか札の動きとか見えておもしろい。

上の句でも書きましたが

千早の力強さ、ダイナミックさがすごく伝わってきました。
仲間の大切さ、絆が描かれているけれど、下の句ではさらに
カルタへの感情、繊細な心の動きなども踏み込んで丹念に描かれていたように思います。

出演者は役作りのためカルタの特訓もされたと聞きました。
駒野の成長がより深く描かれていました。

無心で立ち向かって行く、臨場感を再現する映像も素晴らしい。

競技かるたに見入ってしまいました。
原田先生や千早たちを通じて競技かるたの魅力を存分に表現
されていたと思います。

なぜカルタを始めたのか。なぜカルタをしているのかという
問いを下の句では突きつけられます。

大会シーンに登場する競技かるた部の選手たちが着ている
千早たちの普段着の個性のあるTシャツが出てきます。
そういった小道具類にも注目して見ると楽しいですね。

読み手役の方も実際にカルタ協会に所属する方たち
というからびっくり。
そうした 多くの人たちが関わって「ちはやふる」が
誕生したというのがよくわかる。

真っ赤な近江神宮を始め、原作の世界を活かしたロケション
もよく引き立ちました。

カルタ競技は知っていても なかなか見たりする
機会はありません。
この映画はそんな動と静の世界を教えてくれました。
張りつめた沈黙に静寂なあと、畳をたたく音がこだまします。

美しい作品でした。
この映画を通じてカルタの魅力がもっともっと伝わることを
原作ファンとして願うものです。

かるたも立派な格闘技だと強く心に響く作品でもあった。

展開にもグッと引き込まれていきました。
みんなの想いがひとつになるチームワークは素敵だったし、
後半はぼろぼろ涙の
連続でした。素晴らしい映画でしたね。

続編あるんかなあ^^。

-yahoomovie-

映画おすすめ太郎のまとめ

広瀬すずが可愛いだけだろという生半可な気持ちで見た私は
開始10分で鼻を折られました笑

青春といいますが、
かるたと仲間との関係性この2つだけで熱くなります。
こんな青春を送りたかったと皆さん思うのではないでしょうか。

個人的には姉の広瀬アリスの方が好き

おまけ※一覧

キャスト(映画)

綾瀬 千早 – 広瀬すず
真島 太一 – 野村周平
綿谷 新 – 真剣佑
大江 奏 – 上白石萌音
西田 優征 – 矢本悠馬
駒野 勉 – 森永悠希
須藤 暁人 – 清水尋也
木梨 浩 – 坂口涼太郎
若宮 詩暢 – 松岡茉優
宮内 妙子 – 松田美由紀
原田 秀雄 – 國村隼
綾瀬 千歳 – 広瀬アリス

今まで見たことが無い方も、

見たことがある方も
今一度楽しんでみてはいかがでしょうか。

いやぁ、映画って本当にいいもんですね~!

-恋愛映画, 邦画, 青春

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