目次
映画概要まとめ
公開年:2016年
監督:ジャウマ・コレット=セラ
サーフィン中に負傷し満潮時には海に沈む岩場に取り残されたヒロインが、
危険な人食いサメに狙われるパニックサスペンス。サメの恐怖や、
時間とともに上昇する海面という悪夢のような状況で繰り広げられる決死のサバイバルを、
『ラン・オールナイト』などのジャウマ・コレット=セラ監督が緊張感たっぷりに活写する。
周りに誰もいない海で絶体絶命の窮地に陥ったヒロインを、
ファッションアイコンとしても注目を浴びているブレイク・ライヴリーが熱演。
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あらすじ
亡き母が教えてくれた秘密のビーチ。
医学生のナンシーは休暇を利用してついにそのビーチを訪れる。
母に先立たれた父と幼い妹の世話、医師となる為の勉強漬けの日々から解放されるナンシー。
そんな彼女の最高の休暇は一匹の巨大な人喰いザメによって、
一転恐怖に支配されることになるのだった…。
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皆さんの感想 ※下記ネタバレ注意!
4拍子揃った秀作
音楽、映像、キャスティング、展開、ノンストレスで観れる娯楽作品!
スリラー?なのに、BGVにもgood
オーブンウォーターとは、別世界。-yahoomovie-
正統派サメ映画の傑作
「JAWS」以降、無数に作られているサメパニック映画ですが、
正直出来としては「アレ」な作品が非常に多いように思います。私も結構な数観ていますが、「JAWS」以外で印象に残っているのは「ディープブルー」ぐらいでしょうか。
そんな中、本作は久々に「文句なく面白い!」と言える正統派サメ映画の傑作となっています。
まず良かったのはロケーション。
海の綺麗さが本当に素晴らしい。
インドア派で、サーフィンとは対極にあるような趣味ばかりの私でも、ちょっとだけ「サーフィンやってみたい」と思わせるような素晴らしく綺麗な映像です。そして、そんな綺麗な海が、後に起こる惨劇とのギャップを際立たせています。
次に良かったのは主演女優のブレイク・ライヴリー。
全編ほぼ一人芝居ですが、素晴らしい演技を見せてくれます。外的にも内的にも、主人公の抱える「痛み」を、素晴らしい演技で表現しているので、観ている側は素直に彼女を応援したくなります。
登場人物には、いわゆる記号的な「バカ」が多いサメ映画ですが、本作はキチンと「人間」として主人公を描けているのが良いですね。
そして何よりやはりサメ。
本作のサメは、リアル寄り。
こういった映画だとサメは半分モンスター化してしまいがちですが、この映画はそこのバランスが見事で、「実際にありえる感じ」が最高に怖い。透明な海を、上空から撮ったショットで浮かぶ巨大なサメの影。
リアルに、こ…こわい!それでも後半は盛り上げるために、若干モンスター的な大袈裟な演出が増えてはきますが、個人的にはシラケるほどではありませんでした。
ラストのサメとの対決にも本当に手に汗握りましたね。
あとは脇役の人たちも皆良い味出していましたし、要所要所で彼らを襲うショックシーンを挟み、ダレることないよう計算された90分弱の尺も良かった。
久々にこれは良い!と素直に思えるサメ映画でした。
オススメです。。-yahoomovie-
映画おすすめ太郎のまとめ
JAWS以外サメ映画を認めていない私ですが、
これは認めざる負えない映画です。
ずっとハラハラして手に汗書くこと間違いありません。
皆さんもドキドキしたいときにはぜひ。
これは見ないをわからない。
おまけ※一覧
キャスト(映画)
ナンシー – ブレイク・ライブリー(甲斐田裕子)
カルロス – オスカル・ハエナダ(斉藤次郎)
ナンシーの父 – ブレット・カレン(仲野裕)
ナンシーの母 – ジャネール・ベイリー
見たことがある方も
今一度楽しんでみてはいかがでしょうか。
いやぁ、映画って本当にいいもんですね~!