公開年:1998年
監督:青木康直
テレビ放送されたシリーズ「新機動戦記ガンダムW」を基にして、
テレビシリーズの歴史のその後を描いた作品です。
あらすじ
戦争が終結してから一年が経ったある日のこと。地球圏統一国家が誕生し、世の中は平和になったかのようにみえた。しかし外務次官のリリーナが何者かによって拉致され、マリーメイアを中心とする反乱軍が地球圏統一国家に宣戦布告する。事態を収拾するため、宇宙に廃棄したガンダムに再び乗り込み、戦地へおもむくヒイロたちだったが…。
レビュー
そんなこともあってか本作は、ファンサービスに終わらない意欲的な作品になっており、テレビ版ではあまり言及されなかった、
・リリーナの完全平和主義の維持
・平和な世界で取り残された戦士
・民衆にとっての平和
この辺に言及していたのが好印象。もう少し、バートンの思惑やテーマの掘り下げをしてくれればよかったのですが、尺を考えるとよくがんばったほうなのかもしれない
-yahoomovie-
本編終了後の一年後、トレーズの娘マリーメイアが反乱軍を率いて地球に宣戦布告をする。
戦争が終わり必要のないガンダムたちを処分したヒイロたち5名。
不毛な戦争を終わらせるため再び5人が集結する。
相変わらず戦争論が哲学的で、戦う理由を見出せず悩むパイロット。
これがガンダムWの醍醐味か(笑)
消息が不明だったゼクスまで登場し、ガンダム5機はみな新型になって登場する。
ところでウイングだけやたらとゴージャスになってるのだが、これが人気の差か(笑)
-yahoomovie-
フォルムが非常に美しいウイングガンダムが躍動するこの作品。
特にオープニング・エンディングはガンダムファンなら必見です。