概要
陰日向に咲くは2006年に公開された
劇団ひとり原作の小説の映画化作品です。
監督は平川雄一朗さんが務めていますが、
出演は岡田准一さん始め実力派俳優さんが脇を固めています。
解説
東京に暮らす“どこか日の当たらない”9人の人々が、一生懸命生きようとする姿を描く笑いと涙の群像ドラマ。人気お笑い芸人、劇団ひとりのベストセラー処女小説を基に、『その時は彼によろしく』の平川雄一朗監督が映像化した。主演を務めるV6の岡田准一、『NANA』の宮崎あおいら若手と、西田敏行、三浦友和らベテランたちが絶妙なアンサンブル演技で魅せる。ダメ人間たちがそれぞれの花を咲かそうともがく背中に胸打たれる。
シネマトゥデイ
あらすじ
夏の日の東京。ギャンブルから足を洗えず、借金まみれのシンヤ(岡田准一)は、オレオレ詐欺に手を染め、老婦人をだまそうとする。しかし、その老婦人と心が触れ合ってしまい、金を引き出せずにいると、街で寿子(宮崎あおい)という女性と出会う。寿子は、母・鳴子(宮崎あおい・二役)の恋の軌跡をたどろうと、とある場所へ向かっていた。
感想・レビュー
ひとりひとりは、地味ですが、とても引き込まれました。
特に、岡田くんの演技は、進むにつれて、なぜか涙を誘われます。
ドラマっぽくはじまり、物語につながりが出てくるにつれて、映像がだんだんと映画っぽくなってきます。久しぶりに、しっとり、ほっこり、笑えて、最後にぐっと泣けてくる、映画らしい映画を観ました。yahoo!映画
岡田准一さんの演技は光るところがあります。
ただそれも劇団ひとりさんの原作作品があってこその
もので涙ありのヒューマンドラマです。
まず、他のレビューに無名監督とありましたが調べたところ、平川雄一郎は過去にも「世界の中心で愛を叫ぶ」、「セーラー服と機関銃」、「白夜光」、「ルーキーズ」、「仁-JIN」など言わずと知れた作品を手掛けてるので無名ではないかと、そこそこ実力のある監督だと思います。内容については詳しくは書きませんが最初の4回くらいは余裕で泣けました。さすがに数十回も見てる自分からしたらもう泣けませんがシンヤが泣きながらキレるシーンや騙した老婆からの手紙を読むシーンは絶対泣けると思います。
yahoo!映画
監督で作品をしらべるのは面白いですね。
監督の作風で自分が見たい作品がどうかを
知ることができますので、この作品はそれいうと
感動できる鉄板映画でないでしょうか。